カラダをあずける怖さ

準看護士が患者の点滴に筋弛緩剤を混入した疑いで逮捕されている。
非常に怖い事件だ。
私は病気で点滴を受けたことはわずかしかない。
熱でふらふら、まともに口もきけない状態だった。
けれど、歩けないほどではなかったし、付きそう人もなく、診察されて、点滴を打っ
た。
もし、何かあったとしたらと考えるととても怖い。
自分自身はなにか抵抗するとか、そういう状態ではないから。
コドモを産んだときも、いい陣痛が付かず、陣痛促進剤を点滴しながら分娩した。
早く産ませたい医師が点滴の量を増やすと、確実に痛みが大きくなる。
やさしい助産婦さんが気遣って量を調節してくれなかったら、私のお産はもっともっ
と苦しいものになっていたかも知れない。
陣痛促進剤に伴う危険性にほかの妊婦さんより鈍感だった私だけど、体験するとなる
ほど・・・という感じであった。
促進剤を点滴されたときも、とてもいやですと抵抗する余力もなく、いわれるがまま
だった。
もちろん、信頼していたという事もあるのだけど、「考える状況じゃない」というの
が正直なところだった。
家に侵入する強盗や、夜道で遭うかもしれない通り魔は若干でも自分なりに抵抗でき
る。
家の鍵を増やしたり、夜やたらと出歩かないようにしたり、対策することが出来る。
でも、病院は、事前にまわりから評判を聞くくらいしかできないし、有事の際に救急
車で運ばれたら選ぶことすら出来ない。
完全に、「相手に身を任せる」しかできない。
なんだか、病院に行くのが怖くなってしまった。
梨彩に何かあったら、私の出来ることには限界がある。
それを超えてしまったら、あとはプロの手にまかせるしかないんだもの。

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