史実に真実はあるか

「新しい歴史教科書をつくる会」が作った中学歴史教科書が検定に合格したそうだ。
戦争時の記述に関して中国や韓国などから強い批判があったらしい。
戦争に関する記述が暗すぎるとか言ってあっさりした書き方にしたらしいけど、それっておかしくないか?
戦争って、暗くてえげつなくてグロくて哀しいものでしょ。
栄光も正義もあるわけないでしょ。
私が学校で習った「南京大虐殺」は「南京事件」とだけ、書かれていた。
この言葉だけでも印象はだいぶ違う。
たくさんの人が殺された、と、たくさんの人が虐殺されたとでは印象が全然違う。
他にも私が見ても不快感をおぼえる記述がたくさんあった。
日本人の、たいして歴史を深く知りもしない人間が不快感を覚える。
日本に侵略されたアジアの国の人たちはいったいどう思うだろう。
戦争からずいぶん経って、新しい教科書で歴史を習うのは戦争なんて全然知らない子
供である。
私ですら、戦争の話を生々しく聞いたのは原爆記念日でテレビ中継される「被爆者の
語り」くらいだった。
それが聞けるのも、体験者が生きている間だけでもっと時が経つと「生の声」は聞け
なくなってしまう。
教科書とかの史実のなかに、歴史の真実はないと言われているけどそれでも真実を伝
える努力をするのがオトナのせめてものつとめなんじゃないのかな。
戦争をしたのは私たちじゃなくてもっと昔の人間だけど、その人たちの戦争の責任は
私たちも、私たちの子供も、ずっと背負っていかなくちゃいけないものだと思う。
でも、実際はそうじゃないから、戦争は繰り返すんだよね。

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