自宅安静

火曜の昼頃、微量ながら出血した。
とりあえず、病院で診てもらうことにする。
クリスマスだからと思っていたが、やたら混んでいて2時半頃に行って終わった
のは5時だった。
二時間はただ待ってただけ。眠いやらだるいやらでぐったりしていた。
梨彩は同じくらいの年頃の男の子とキッズコーナーでずっと遊んでいた。
ヒョウ柄のフェイクファーコートに茶髪の男の子。
梨彩より一回りくらい小柄なのにクチもカラダもよく動く小猿のように元気な子
だった。
お互いにとっても気に入った様子で時々熱い抱擁を交わしながら遊んでいる。
面白いので一樹に「梨彩、ただいま熱々デート中」とメールを打つ。
するとその日のメールは遅延してたのに、「相手の男、殺すぞ」っていう一樹の返信だけは速攻で届いた(笑)
最初は人見知りして私の後ろに隠れていたのに、男の子の粘り強いアタックの後
は、私のことなど見向きもしない梨彩。
おかげで診察や血液検査などは全部一人で受けた。ちょっと寂しかったぞ(涙)
帰り際もなかなか離れようとしない二人。
親がかりでなだめすかしてようやくお別れできた(^_^;
診察のほうはお腹の子供は無事なようで一安心。
ただ、出血が問題で「入院しますか?」と聞かれて驚く。
やはり自宅治療だと色々動かざるを得ないし、薬を投与する間隔のなかで薬が切
れることがあるらしいのだ。
入院の間は一日点滴を打ちながら寝ていることになるので一番効果的というわけ。
とはいえ、年の瀬だし、小さい梨彩もいることなので一応自宅治療の方でがんば
ることにした。
「いいですかお母さん、育児だって仕事なんですからね、ちゃんと休むんですよ。
ほんとはトイレにだって立って欲しくないくらいなんです」
などとお医者様が釘をさした(^_^;
心臓がどきどきするという薬をひとつ増やされる。
「びっくりしないでくださいね」なんて言われたが、そんな薬を一日6回も飲む
ことに。
飲む前からドキドキさせられる(笑)
一樹に話すと予定を一日繰り上げて帰ってくることになった。
やれやれありがたい(^_^;

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