ギニーピッグ「マンホールの中の人魚」

棚のすみっこにあったのを発見。
自分でも悪趣味やなーと思いつつ、借りてしまった。
すっかり色あせたジャケットには「腐乱映画」、「妊婦および児童の方は見ないように~」みたいなことがかかれており、いやでも期待と不安が。
借りたもののしばらく手付かずだったのだけど、結局見ました。
…うぅ~~ん。
確かに、気持ち悪いんだけどさ、でもねぇ、私の求めてるものと違った。
(求めてるものってなんだよ)
ストーリーは純愛系。どちらかというとスプラッタというより、グロ系。
グロと言ってもどす黒い感じじゃなくてカラフル(?)に思った。
一番、「うげ」と思ったのは虫がわくところかなぁ…。
胎児も産科の診察室にあったやつよりチャチでおもちゃなのまるわかりだしなぁ。
大体、いろいろぐちゃぐちゃ出てたけど産後の悪露を見てる人間としては、いまいちリアルさに欠けた。予算の都合ってヤツなのだろうか。
一番、残念だったのは、「腐乱映画」と言っておきながら、肝心の臭いがないこと。
腐ったものは外見はもちろん、臭気が強い存在感を放つから、それを感じさせるつくりにして欲しかった。
私としては、「死霊のえじき」の方がスプラッタに楽しめました(^_^;
怖さはまったくありません。純愛ものだもん。
血とか蟲とかダメダメなんです、って人は見たらコワイかも。
でも、そういった人はたぶん、ジャケットも見ることはないだろうと思われ…。
自分勝手に解釈つけると水質汚濁とか環境破壊とか絡められるので、意外に趣き深い一面もあるかと思いますが。
真に水質汚濁の現状を訴えるにはあのくらいの映像をみせないとダメかも、なんてね。
#もちろん、妊婦さんやコドモが見るべきものではありません。

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