「なぜ?」と聞かれたら

最近、梨彩は質問魔である。
屁理屈には付き合いきれなくて辟易してるんだけど(^_^;
それ以外の質問にはなるべく答えようと努力している。
で、心配なのが戦争のこと。
勃発したらなんと答えればいいのだろうか。
まだ、「死ぬ」という言葉の意味さえわからず、テレビやアニメで使われている言葉をそのまま使っている。
私たちの見ている映画を見ていて入ってくるそういう言葉も、わからないまま、使われている状況だけ見て応用してしまったりする。
そんな彼女に、戦争について聞かれたらどう答えれば言いのだろう。
「どうして殺しあわなくちゃならないの?」
そんな質問が飛び出すには梨彩はまだ幼すぎるけど、いつかそんな質問が出る時もあるだろう。
いや、そう言う風に疑問に思える人間になって欲しいと思う。
戦うことは悪ではないけれど、戦争は悪である。
民族や宗教や政治や利権が絡んだ戦争は元がどうであれ、悪にしかいきつかない。
自分なりの考えをどう伝えていけばいいんだろうか。
「死ぬ」「殺す」
以外に意識してなかったが、すごい量がブラウン管の中にあふれている。
コドモが言葉を生のまま使うことによって再認識した。
「そんな言葉、めったに使っちゃいけないんだよ、重い言葉なんだよ」
って言いたくても、大人の作った世界からあふれ出ているような状態じゃ、ぜんぜん説得力ないんだよねぇ…(^_^;;

カテゴリー: 子ども パーマリンク

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