最近、活字離れしています。
活字中毒者としてはありえない話なのですが。
ここでいう活字は、紙に印字された文字を指しています。
要は、モニタ越しに読むことが大半になっているということです。
どうですか、皆さん紙の本ちゃんと読んでますか。
私は紙の本が好きです。
コドモに最初に触れさせる本も絶対に紙じゃなくちゃダメだと盲信しています。
それは、自分の中にある幼児期の体験が色濃いんだと思っています。
新しい本を手にとってページをめくっていくあの快感!
「NEXT PAGE→」のボタンをクリックするよりはるかに強い快感だと信じてます。
アナログ偏愛気味なのかもしれませんが、そう思ってしまう。なぜでしょうね。
お絵かきもそうです。
タブレットでパソコン上で書けば汚れないし、紙の交換もなく無制限にかけます。
でも、クレヨンが画用紙を滑っていく感触や、指に直接絵の具をつけて紙の上に色を付けていくときの一種官能的でさえある「触感」は得られません。
それらは「描く」という行為に付随する二次的なものであるけれど、インスピレーションなどにかかわる大事な要素だと思っています。
紙に印字された文字を追うのは、それに近いものがある気がします。
「情報」としてならどんな媒体で取り込んでも同じです。
でも、たとえば、幼稚園のムスメに贈るのは、オンラインで読む本より、自分の手で触れて自分の目で選んだ本を贈りたい。
子供にも、「新しく出会った本を手に取ったときにわくわくする」気持ちを持って欲しいと思うから。
そうそう、私はマンガとか解説本の類とか、すでに文庫になってる本とかはオンラインでも買うけれど、単行本(ハードカバー)は絶対に書店に足を運んで買います。
とくに買う本がないときも、フラフラ本をみて歩くのが好きです。
本って、基本的に装丁やタイトル文字なども含めてまるごとが「本」です(当たり前か)
最近はすぐに飽きちゃいそうな装丁の本が増えてきてますが、それでも凝っている作りやセンスのいい本に出会うといわゆる「ジャケ買い」しそうな気分になります。
CDでは決して「ジャケ買い」しない私ですが、本は何冊かしちゃうんですね。不思議。
本の新しい(古い)紙の匂いも好きだし、インクの匂いも好きだし。
最近、遠ざかってるなぁ。
マンガばっかり読んでる(昔からマンガはよく読んでるけどさ)
とりあえず、コドモに絵本を買ってあげる約束をしたから、いい絵本を選んであげなきゃな。
俺のような人間でも、出張に出るときには文庫本を2~3冊カバンに放り込んで出かけます。
俺は、本よりも、図書館の雰囲気が好きだった。
中学生までの俺の部屋は、壁一面が作りつけの本棚だったし。
俺は本よりも、環境を与えることを考えよう。
初めて本格的に図書室を利用したのは、幼稚園です。
文字を覚えたてだったからなのか、入りびたりでした。
その頃に読んだ絵本とか、いまだにちゃんと覚えてますよ~。
小学校低学年時には、お決まりと言われそうだけど、「アルセーヌ・ルパンシリーズ」
「シャーロック・ホームズシリーズ」
「明智小五郎シリーズ」
多分、小学生時代に一度はとおる、「推理モノ」を読みましたねー。
でも、学校では「カラダ使って遊ぶ派」だったから、図書室で読まないで貸し出しで家で読んでたな。
親の読書好きが受け継がれただけかもしれないですが、親の本の選び方には感謝してます。
ほんと、素晴らしい本ばかり読ませてもらいました。