永遠の名作ですが、実は通しで見たことありませんでした。
子供のために借りてきたんですが、結局ずっと一緒に観ちゃいました。
ディズニーのクラシックはホントに動きや色が美しいのですが、極めつけですね。
空気を含んだ動きというか、あの優美さ。
宮崎監督も空気の表現がすばらしいですが、彼はどちらかと言うと「風」のような気がします。
そして、白雪姫の優雅な動き、「この動きは知ってるなぁ」と思っていたら、アレですよ、アレ。
バレリーナの動き。
古典バレエなどのプリマドンナの踊りを観るのが一番手っ取り早く近いです。
動きの優雅さ、緩急の「間」の取り方。
すごく練られた動きなのだなと感心しました。
白雪姫のふっくらした腕や胸元などの曲線もすばらしいし、あのほっぺ!
吹き替えでみて、最後にちらっと原語の特典映像も見たのですが、やっぱり原語の方がキュートです。
吹き替えも昔だからなのか、昔のちゃんとした「声優」さんでよいです。
(最近の話題作りなのかなんなのか、タレント起用は私はあまり好きではないのです)
元々、吹き替えなんて観ないんだけど、まだ子供が字幕では見れないので・・・。
言わずもがなですが、動物たちの動きも絶品。カートゥーンネットワークでアメリカの古きよき時代のアニメはたくさん見てるので慣れてるトコもあるんですけども(笑)
オトナの鑑賞(偉そうな物言いでイヤですが)に耐える、ホントの名品。
考えてみれば、さしてものめずらしくもない誰でも知ってる童話ですものね。
アレを、もう一度ちゃんと観ようとさせるには相当の手腕が必要なんですよね。
著作権など、ディズニーには色々と物申したいことはございますけれど、故人の才能は素晴らしいものだと思います。
バンビ、ピノキオと、クラシックは制覇しようと思った次第。