うちには滅多に電話がかかってこない。
かかってきたとして、大体が妻に宛てたものだ(実家からとか、友達からとか)。
だから俺は電話を取らない。
ひとりでいるときもとらない。
だって、俺個人宛の電話は、俺の携帯電話にかかってくるはずだし。
20:30頃、電話が鳴った。
妻の実家からかと思ったが、時間帯的には微妙。
いつもはもっと早い時間帯のはずで、遅くにかけてくることはあまりない。
ちょうど攻殻機動隊見てる途中だったんで、かなり不機嫌。
苛立つ気持ちを抑えながら、pauseかけて、電話に出た妻に聞き耳立てていたら、どうも俺宛らしい?
珍しいなと思いつつ、不吉な予感も過ぎった。
だって俺宛の電話って、勧誘まがいのものだったり、引き落としできなかったとかそんなのばっかりなんだもの(^^;
電話に出ると、なんか一応会社名を名乗った。
それって一応、自分は怪しくないっていうことを主張したいんだろうけど、20:30にまっとうな会社から直電かかって来るわけがない、既に怪しすぎ。
インターネットの懸賞サイトで応募した云々・・・、はぁ、確かに手当たり次第に応募してますし、貴殿のサイト名には思い当たる節ございますよ。
インターネットで応募したんだから、メールで連絡しようよね?とか思いつつ、そこは大人だし、感情押さえて事務的に応答してたら、アホが言いやがりましたよ。
「来月抽選になる本選はそれはそれとして、今回、Yahoo! BBの2ヶ月間無料使用権が当選になりました!」
おい、お前ら。
それってYahoo! BBで今普通にキャンペーンやってるだろが?
それって「当選」言うんか?
とか思いつつ、品は変われど、手段はいつの時代も一緒なのだなぁと逆に感心。
こういう「当選しました!」系電話は初めてじゃないし、既にそれに対する答えも用意してあるし、久しぶりにぶちかましてやろうかな。
「それ、あなたにあげます。(ガチャッ)」
でも、言おうとして気づいた。
モノじゃねーし、あげるっていってもイマイチ切れ味が悪い。
あああああ、当選したのがモノだった時代には、かなりの効き目だったはずなのに!
いやな世の中になりましたなぁ。