ドンファン

ドンファン

これは、予想以上にいい作品でした。
一緒に観た「スリーピーホロウ」がかすんでしまうほど良い作品だったです。
まぁ、とにかくジョニー・デップ演じるドンファンにメロメロです。
私、年下にはまずときめく(死語?)ことないんですが、これにはウッカリときめいてしまいました。
(劇中の設定では彼は21歳)
共演にマーロン・ブランドにフェイ・ダナウェイという豪華さ。
ストーリーは・・・どういったらいいのやら。ファンタジーでもないけど、ラブロマンスというわけでもなく。
でも、ロマンチックでセクシーでファンタスティック。
ドンファンを演れるのはジョニーしかいないだろ!ってくらいハマり役です。
以下、ちっとネタバレですが。


どう考えても、「妄想」みたいな彼の話なのに、妙に「ホントじゃないか?」と思わせる節々。
一体どっちなんだ?と考えて観ている最初と、「私にとって彼がドンファンならそれでいいじゃないか」と、マーロン・ブランドと共に感化されていく自分がなんか嬉しい(笑)
特典映像に「US版予告」と「日本版予告」の二つが入ってましたが、日本版のほう、ヒドイ。
下品でジョニーしか出てこないの。「ジョニーで金儲けしてやろう」って雰囲気ばかりが伝わってきて映画を汚されたような気分でムカつきました。
この映画、ジョニーも素晴らしいけど、同じくらいマーロン・ブランドとフェイ・ダナウェイが演じる夫婦が素晴らしい。
ブランドは確かにすっかりでっぷりしちゃった冴えないオヤジなんだけど、ストーリーが進むにつれて、瞳がイキイキしてくる。
フェイ・ダナウェイがその瞳に応えるときのキュートさといったら、とてもしわしわのおばあさんとは思えない。
少なくとも、私の倍は生きてると思うけど、女としてフェイ・ダナウェイに負けていると感じた(汗)
シワさえも美しく感じるというか、シワがあっても瑞々しいのよね。すごいわぁ。
ジョニーファンならもちろん、「観てて当たり前」くらいの作品。
出演してる役者を一人も知らなくても「ぜひ、観てちょうだいよ」といいたい作品でした。
・・・・あまりのドンファンの魅力に終始顔がにやけ続けていたのですが、オットの手前それでも必至で抑えてました・・・。

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