昨日は「ジンギスカンラン」でした。
走ってお腹をすかせてすかせてジンギスカンを食べるという、これ以上美味しい食べ方は他にない!と断言できる行事です(笑)
今回は20人ほどの大人数。
その中でも私ほど走っていない人間はいなかったです。
ここを読んでいる方で「まったく走ったことのない方」は、「自分が走ったらたぶんこうなるのだな」と読んでいただいてけっこうです、というくらい走っておりませんでした。
二週間前に10キロのレース。その二週間前にも10キロのレース。
それ以外はランニングシューズすら履いていない状態。
もちろん、最初は出るつもりなど毛頭ありませんでした。
ところが、オットの陰謀でなぜか出ることになり・・・・(以下続く)
追記:写真をまとめて公開しました。
アルバム:ジンギスカンRUN
「ものすごくゆっくりしたペースだし、走ってなくても大丈夫だよ。それにね、つきさっぷジンギスカンの味は覚えてるでしょ?」
くっ・・・・・・・・・・。
目の前に吊り下げられた「つきさっぷジンギスカン」という餌は大きかった。
私の中でここより美味しいジンギスカンは存在しないのです。
今回のお誘いを断ったら次はいつ行けるのかも分かりません。
いつものジョギングペースで走ったらだましだましでいけるかも・・・と甘い気持ちになってしまい、結局オーケーしてしまったのでした。
当たり前ですが、判断が甘すぎました(笑)
当日は子どもを厚別の実家に預けバスで集合場所へ。
コースは福住駅をスタートして農業センター内を走り36号線へ。厚別中央通りを通って白石サイクリングロードに入り、南郷16丁目を過ぎたあたりで向ヶ丘通りに出て福住駅まで戻るというおおよそ22キロのコース。
集合場所へ行くまでは「ジンギスカン」のことしか頭にないので上機嫌。
しかし現地に着くとすでに準備万端状態のたくさんの参加者ランナーの方が待っていて徐々に緊張・・・・。
みんな、ちゃんと走ってる人だ!(←当たり前だ!w)
軽く挨拶を交わし、スタート地点で記念撮影をしてからランニングスタート。
ショッパナからキツイです><
思えば、いつも序盤はキツイ。
身体が鉛のように重たい感じでたとえるなら「夢の中で追われてるときにうまく走れない」ような、そんな感じ。
農業センター内はこれぞ北海道という景色。
クラーク像を生で見たのは初めてでした、これでも道産子のつもりなんですが・・・(笑)
ここで記念撮影と小休憩。
オットにスポーツドリンクを買ってもらってグビグビ、グ・・・(取り上げられた)
今回、「オマエは給水が多すぎるので俺が管理する」とドリンクホルダーは取り上げられていたのでした(笑)
でも、口の中がネバつくほどのどが渇いていたので「命の水」状態で美味しかったー。
思えば、朝カフェオレと栄養ドリンクを飲んだ以外水分とってなかったので水分不足だったのかも。
休憩の後から少しの間はうそみたいに気持ちよく走れました。
ずっとくだりだったのもありますが、ちょうどいい具合に身体がほぐれたところでちょうどいい給水ができて体がベストバランスになったのかもしれません。
私みたいな素人が先頭集団のすぐ後ろにひっついておりました。
「どうせそのうちいっぱいいっぱいになって後退するんだから、恥ずかしいから下がろうかな」とも考えたんですが、なにせそのときは気持ちよくて気持ちよくて(^_^;;;
まるでじっと座ってるときのように静かな呼吸で軽く軽く走れてたんです。
あんなこと、今まで一度もなかった。
そのときは「皆さんゆっくり走っていらっしゃるのね」とさしてそれ以上考えなかったんだけど、あとから「ペースはそんなに遅いわけじゃなかった」と。
当たり前ですがそんな調子がいつまでも続くわけじゃなく、坂を下りきって信号停止に調子を崩されてからはもう地獄(笑)
特に白石サイクリングロードに入ったあとが辛かったです。
オットは「知っているコースだから気がまぎれて走れると思う」と言ってくれたんですが、逆にコースの長さも身体が覚えていて「長い!!」と感じちゃったんですね(^_^;
実は、実家がサイクリングロード至近にあって「リタイヤ」も考えたんですが・・・・なんとなく、南郷18丁目のバスターミナルまでがんばろうと思って。
足裏や足の甲がかなり痛くなっていたので坂は歩いたり走ったりの繰り返し。
ゆっくり歩いている女の子をようやく追い越すくらいのペース。
南郷18丁目が近づいてきたときにオットに「どうする?バスのるか?あと4キロくらいだけど」と言われました。
かなりキツそうにしてたのがオットにそんなことを言わせたんでしょうね。
彼から「リタイヤしてもいいんだよ」と言われるとは思ってなかったので(笑)
あと、4キロ・・・・。
以前走っていたときは大体5キロを走っていました。
それならなんとかいけるかも・・・・と、「いや、最後まで走る」と言ってしまった私。
というか、ここで止まったら「ほとんど走ってなくて一番リタイヤしてもいいやつが案の定リタイヤ」という情けない結果になっちゃうし、それよりなにより、途中一瞬感じたあのすばらしい気持ちいい走りが台無しになっちゃうと思ったのです。
まぁ、「走る」と言った一秒後にはやはり後悔していたのですけども(爆)
どうせサイクリングロードを出てしまえばタクシーも拾えるし・・・・とも思っておりました(ズルイ人間なのです)
・・・・ところが。
サイクリングロードから向ヶ丘通りに出る分岐のところで皆さん待っていらっしゃる!!
逃げられなくなってしまいました(笑)
それから後は、ゴールまでいっぱいいっぱいで周りの景色も交わした言葉もあまり覚えておりません。
オットに背中を押されながら励まされながら動かない脚を引きずってました。
レースでもなんでもない、お気楽であるはずのランニングで(笑)
今まで10キロ以上走ったことのなかった私は「走ってる最中に脚が動かなくなるほど疲れる&痛くなる」というのは初めてでした。
(伊達10キロは足裏が痛くなったのですが、スタミナは十分残ってる状態でした)
最後はキロ9分くらいまで落ちていたと思われます・・・・って徒歩じゃん(笑)
最後のゴールでは皆さん待っていてくれて思わず両手を挙げてゴール!
ほんとに、皆さんがいなければ絶対走れていませんでした。ありがとう!
オットと二人だけだったら絶対に実家の近くでリタイヤでしたよ
その後、銭湯に行ったのですが。
やっぱり、お腹の調子崩してしまいました(^_^;;
いやぁ、レースでもあんなにキツかったことないから、当たり前の結果かと。
吐きっぽくもなったのであまり湯につからずすぐにあがってしまい、あまりお風呂は堪能できず。
湯上り直後ははっきりいって何か食べるという状態ではありませんでした。
ところが・・・・やはり「つきさっぷジンギスカン」の魔力。
お店につくころにはお店から漂うマトンの香りにもうヨダレがでちゃって(笑)
伊達レースのあと、やはりお腹を壊してビールが美味しく飲めず非常に悔しい思いをしたのですが、今回のビールは美味しかったです!
もちろん、調子がいいわけじゃなかったのでオットのように帰宅後ノックアウトされたみたいになるほど飲むことはかないませんでしたが(笑)
その後のジンギスカンの宴ももう・・・・・。
「だめだよ、お腹の具合よくないんだから、そんなに食べたらだめだよ」という心の声を完全に無視して食べまくり。
うまいです、去年食べたときより確実に旨い!
一年で肉の味が変わるわけではないでしょうからやっぱり走ってすきっ腹で食べたのが最高のスパイスなんですよね・・・。
あんな旨いもの、他にあるでしょうか!(笑)
日ごろネットで言葉を交わしていて直の面識がなかった方々ともお話できてうれしかったです。
(走ってる間はおしゃべりとかする状況じゃなかったので・・・)
オットが日ごろから「ランニング仲間との宴はとても楽しい」と行ってましたが、それがよく分かりました。
皆さんとお別れして、子どもを引き取って帰宅。
他の皆さんと違い、完全素人状態で参加した私には帰宅後には「第二ラウンド」の戦いが待っていました。
私、足が痛くてちゃんと眠れなかったのは初めてです(笑)
下半身がばらばらにもげそうなほど痛くなって、オットにサロメチールも塗ってもらったんですけど、それもほとんど効いてない感じ。
夜中に何度も何度も下半身がダル痛くて目が覚めました。
以前、札幌マラソンのスタート地点でいかにも「ノリで走ることになっちゃった」風なグループの会話で「走った翌日は和式便器にしゃがんだら立ち上がることができない」とかいうのを聴いたことがあったんですが。
まさに、今回の私じゃん。ノリで参加してしかもまだ当日なのに洋式便器がもうツライよ!
ほら、ストリップの舞台に棒がついてるのあるでしょう。
あれを便器の前の空間につけて欲しいと思いましたよ(笑)
股関節も壊れる寸前みたいでわずかな段差で脚が持ち上がらないし(笑)
昨日細切れでしか眠れなかったせいか、今日は死んだみたいにずっと寝てました・・・・。
練習って大事だなと痛感。
毎日チョビチョビ走るだけでもやはりやっておかないと・・・今回のように死ぬ目に遭うと(笑)
練習しない罰と、走りきった人が得られるご褒美とが同時に体験できたジンギスカンランでした。
かずきさん&はるかさん、お疲れ様でした。
ichanです、トラックバックから辿り着きました。
そうですか、いきなり22kmだったんですね~でも誰しもそうしてこの世界に入って来ては、この世界の魅力にとりつかれて住み着いてしまうんですね。また心地良い筋肉痛と走りきった達成感に浸りましょう!
はるかさん、いやぁー、おもしろかった。お産とどっちが辛かったかしら?
気持ちのいい時間もあって良かった。たぶんランニングでこれ以上辛いことは、これより先ありませんよ。近い将来フルマラソンに挑戦したときは、是非この思い出を胸に頑張りましょう。きっと頑張れる!
春から二人目幼稚園という、楽しくて充実した時間が待ってますよぉ。 春になったら、毎日ちょびちょびやって、こんどは、もっとおいしいジンギスカンにしてくださいねぇ。私まで楽しい時間もらえましたよぉ。
お疲れさまでした。
ランもジンギスカンも堪能できたようで、よかったですね。
ランナー仲間との宴会、楽しいでしょう。
レースでもないのに始発列車に乗ってはるばる駆けつける者の気持ちもわかっていただけますでしょうか(笑)。
帰宅後ノックアウトされたみたいになるほど飲んだ方もいらしたのですね。
見たかったです(笑)。
夫婦愛が感じられたのは私だけではあるまひ。
はるかサンお疲れ様でした〜。
はるかサンの根性も去る事ながら、さかい家の愛をヒシヒシと
感じました!
ひとりモンには辛すぎる〜(笑)
また御一緒したいですね!
「おかあさんどうしたの?ロボットみたいだよ」と上の娘に言われました。
いまどきこんなにぎこちない動きのロボットはいまい・・・というような古典的ロボットみたいな動作しかできません(泣笑)
>ichanさん
今回ばかりは「心地よい筋肉痛」ではなくて「バチ」とも言うべき地獄の筋肉痛でございました・・・・。
やはり走る習慣はつけとかないとダメですね(^_^;;
ジンギスカンをもっともっとガツガツ食べられるようにもっと鍛錬しないと、と思いました(笑)
>まゆママさん
そうです、私も昨夜脚の痛みにのたうちながら「お産と同じくらいツラいんじゃないかなー」と考えてたんです!
(走ってるときはそんなこと考えてる余裕もなかったのですが(^_^;;))
しばらくしたら痛かったことも忘れてまた餌に釣られて走ってしまいそうなところもお産と似てる気が。
オットにも「こんなにツライのはもうそうそうないと思うよ」と言われました。
まゆママさんのおっしゃるとおり来春から少し一人の時間ができます。
これでやっと気兼ねなくジョギングできるんだなーと思うと今から頬が緩みます(笑)
>Ogamanさん
駆けつける者のキモチ、よく分かりました!あれは病みつきです(笑)
去年つきさっぷで普通に食べたときより今回走って食べた時の方が倍も美味しく感じられました。
帰宅後ノックアウトされた人は翌朝浮腫んだ顔で出社していきました(笑)
私も次回はもっとビールを飲めるように走りたいですね~。
>えまこさん
さすがにオットのサポートには感謝しています。
ただ、オットはうまい餌で私を連れ出した分、なんとか無事に走らせてやらないと、という義務感もあったのでは・・・。
なにせ、去年の秋から今まで三回ほどあった10キロのレースのほかはまったく走ってないのを一番よく知ってるのは他でもないオットでしたから(笑)
>OLランナーさん
OLランナーさんのHPでコスメのコンテンツとかを拝見していて地味にコスメ好きだったりする私はぜひお会いしてお話したいと思っていたんです。
今回はラン後に少しお話しするだけしかできなかったのでこの次ご一緒するときはもっとお話できたらいいな~と思ってます(^_^)
というか、次回は「話をしながらのんびり走れる」くらい脚力をつけて参加したいです(笑)
お疲れさんでした。
楽しい完走記ですね(笑)
36号線では、軽くイイペースで走っているな~と思ってましたが
そこから、地獄だったんですね。
子供小さいからなかなか走る時間とれないでしょうけど
ヘッドコーチがいいし、減量もする必要なさそうだし
数年後には、後ろを走っていそうだな~。
じいちゃん、ばあちゃん孝行で
時々頼んで、また、ワイワイみんなでやりましょう。
いやー、笑える…じゃなくて、楽しい完走記でした。
僕も少し前はほとんど同じ状態でしたから、気持ちも辛さも痛みも分かります。
でも少し練習する時間を確保できるようになれば、僕なんかはかなわなくなりそうな予感がします。
たまにはオットに家事育児を命じ、はるかさんが走りと宴会に参加するというのもいいのではないでしょうか。僕はそれでオーケーですけど。
>なにせそのときは気持ちよくて気持ちよくて(^_^;;;
>まるでじっと座ってるときのように静かな呼吸で軽く軽く走れてたんで
す。
↑これこれ、こんな事があるから止められないんですよ。
それから、お腹と喉、空かしてようやくたどり着いたじんぎすかんクラブ。
うれしかったですね~。うまかったですね~。またやりましょう。
今度は、きっと楽だから。
まだロボットです(笑)
>genさん
普段は私が鬼コーチ役なんですが・・・。
コーチされるのはきついですねぇ・・・
私は「のほほんランナー」を目指したいのですが、オットは「走るならとことんやれ!派」なので(苦笑)
そして、今年一年で5キロも体重は増えたので減量もありなのです・・・。
オットみたいに10数キロもの減量、ではないからまだマシかもしれませんが。
>naviさん
来春から下の娘が幼稚園に通い始めますので、午前中が自分のために使えるようになります。
ゆっくりのんびりジョギングできるようになると思うと今から楽しみです(^_^)
オットは「自分も楽しんでることは相手も同じように楽しまねばならない」という思想の持ち主なので、お願いすればいつでも参加させてくれそうな気がします。
(この思想が・・・時にかなり私にとってはプレッシャーになるんですが(汗))
その分「ちゃんと走れよ!!」と言われそうですけど(笑)
>こうめさん
5キロとかをちまちまと走っていたころ、アップジョグの後で身体がすーっと軽くなって気持ちよくジョギングできたことは何度かあったんです。
ですが、今回のように静かな呼吸で走ることに集中しながら気持ちよくなれたことはありませんでした。
その後の地獄はそこで脚を使い切ったからだと思いますが同時に走りきれたのもあの気持ちのいい走りを体験できたからだと思ってます。
これからはあの瞬間を求めるために走ることになりそうな、そんな感じです。
ジンギスカン、ほんっとに美味しかったです。お腹壊してるのにあんなに食べられたなんて今思うとスゴイと思いました(笑)
今度もぜひ参加してあの感激の旨さを味わいたいです。
当日はお疲れ様でしたね。
楽し~完走記で自分が初めて長い距離走ったときを思い出します(笑)
走っている時後ろでかずきさんは大丈夫かな~?大丈夫かな~?と心配していましたよ。
子供が小さいとなかなか練習も出来ないと思いますが頑張ってください。
>yagiさん
そうですか、オットは心配してくれてましたか~。
「どうせすぐに後ろに下がってくるだろうと思ってたからずっと後ろにいた」とか言ってましたが(笑)
楽しく読んでいただけてるようで嬉しいです。
実際はかつてないほどキツかったんですが、書いてみるとこんな感じに・・・。
もう、しんどかった記憶が遠くなってジンギスカンの味だけが残ってる感じです(笑)
先日はお疲れ様でした。
楽しい完走レポートで、ランニング中の楽しさ、辛さ、ジンギスカンのおいしさ、帰宅後の苦痛が伝わってきました。
私もレース以外でのこれだけの長距離は初めてだったのと、かずきさんをはじめ凄い方々ばかりなので当日まで不安でした。
また機会があればご是非一緒しましょう。
はるかさん、楽しく読ませていただきました~
10キロ以上はしるつらさがよくわかります!私も走り終わった後は
食欲が出ないんです・・
しかし、ジンギスカンいいですね!
まだ人生このかた外でジンギスカンを食べたことがない私には
とっても魅力的です!
恒例行事ときいたので、次回は参加しますよ~
オットに「オマエ、しゃべる時間はたっぷりあったのにほとんど喋ってないよな(笑)」といわれた私です・・・・。
足裏の痛みもかなり引いたので明日くらいから軽いジョギングなら再開できそう。
モチベーションをあげるために影でこそこそ買い物したのは公然の秘密です(笑)
>和さん
>ランニング中の楽しさ、辛さ、ジンギスカンのおいしさ、帰宅後の苦痛
この中でひときわ際立っていたのは帰宅後の苦痛でしょうか(笑)
ただ、苦痛が取れた今は楽しさと肉の味が色濃いです。
私の場合はまったくゼロからの挑戦だったので不安すらないというか、「何を心配すればいいのか?」状態でした(無謀です)
またご一緒できる機会を楽しみにしてます^^
>OYUさん
食欲なくなるの、私だけではないんですね~なんか少し安心(^_^;
ですが、つきさっぷジンギスカンはそんな私でさえ抵抗できない旨さでありました。
普通に出かけて行っても美味しいのに、走った後にビールとともにいただくのはもう「反則レベル」の美味しさです!
次回はぜひ一緒に走ってたらふく食べましょう~!