観よう観ようとずっと思っていてなぜか観てなかった映画。
ガイ・リッチー監督って言ったら、確かマドンナのダンナさんでしたっけ。
「ラストがよくわかんない」とか聞いていたのですが、なんてことは無い、漫画みたいなお話でした。
っていうか、私がタランティーノとか好きだから違和感を感じないだけかな?
あと、MTVの洋楽PVを見慣れてるのもあって、映像にもすんなりなじめましたし。
映像がMTV的。スタイリッシュと呼ぶにはまだまだ青いというか、荒削り感があるのですけど。
(もしかして意図的にそうしてるのかもしれないけど)
登場人物が沢山出てきて「群像」一歩手前っぽい。
話がカンタンなので群像モノになる前で止まってる感じ。
あれですよ、カッコいい音楽とカッコいい映像に笑える間抜けな登場人物(笑)
あと、ブラピも相変わらず素敵だったんだけど、トロさまが!トロさまが!!
セクスィーすぎるわ!あのえげつないセクスィーさが素敵!!
いかにもうさんくさいところも素敵過ぎ!
あっけないところも素敵過ぎるわ!
(あのあたり、「パルプフィクション」思い出すなぁ)
感情の奥深いところに訴えるタイプの映画ではなく、ひたすらバカバカしくカッコいい映画。
「パルプフィクション」と同列系。
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いがはっきりしてる映画でしょう。
きちんとしたストーリーで、終わった後に心に残るものが欲しい、みたいな人にはオススメしません(笑)
っていうか、メジャーなハリウッド映画しか好まない人がブラッド・ピットだけ目当てで観たら肩透かし喰らう感じかしら。
でも、私はけっこう好き。
あ、心に残るものはあるな。
「トロさま、素敵」
「ブラッド・ピットの上半身が素敵」
「人間、とてもあっけないもんです」
もともと、MTV出身だったのですね、ガイ・リッチー。
納得納得。