大戸屋 札幌エスタ店

大通近辺のデパートは、ベビーカー押して歩くには狭いし、エレベーターなどの設備も十分じゃないしということで、近頃は札幌駅近辺に買い物に行くことがめっぽう多くなった我が家。
食事もほとんどの場合、大丸のレストラン街でとっておりました。
大丸レストラン街は全店禁煙なのがかなり高得点ですし、エレベーターもベビーカー・車椅子専用のものがあるので、我々御用達なわけです。
ちなみに蕎麦カテゴリネタですが、ここの「永○更科 ○屋○兵衛」は最悪でしたな。
当時は禁煙じゃなかった＆お手拭に香料入りの紙ナプキンが出てきたってだけで席を立とうかと思いましたが、でてきた蕎麦喰って二度と行くものかと心に誓ったくらいに。
「自○食堂③るーむ」も流行ってるみたいでしたが、接客の悪さにかなり嫌な思いをしました。
「讃岐うどん 讃兵衛」とか、「北の麩庵」とかがオススメです。
札幌エスタの四川飯店で坦々麺というのもいいのですが、リニューアル前の札幌エスタ レストラン街は、あまりにも哀愁が漂いすぎていて、ちょっと・・・だったのです。

・・・が、10月1日から「札幌ら～めん共和国」なるものがオープンしている陰で、「大戸屋」という和定食を中心とした定食専門店が出店しているというではないですか。
安くて、それでいて食材もできるだけいい物を使っているとか。
「食」には一家言持っている我々が、行かないわけにはいかないなと。
安心できる食材を用いて、できる限り昔ながらの方法で、丁寧に飯をつくるということが、高価なものになってしまっている現在。
「旨い物が高い」のはある意味仕方ないことかもしれませんが、やはり理想は「旨いし安いし安心」であるわけです。
それには、どの程度のラインまで妥協を許すか、というところに行き着くかと思います。
僕は今回、「焼魚一夜干し トロあじの開き定食(672円)」を、妻は「チキンかあさん煮定食(661円) *写真」を注文しました。
アジの開きはきちんと注文してから焼いていますね。
出てくるまでかなり待ちます。
待ち時間は、ドリンクバーならぬお茶バーで時間をつぶしました。
お茶7種類が飲み放題で、My急須と湯呑みと和菓子がついて+150円(単品なら250円)です。
ジュース各種とコーヒーだけのドリンクバーには正直飽きたところだったので、なかなか新鮮でした。
でてきた料理もまとも。
アジはでかいし、油のノリも適度、塩梅良くて醤油いらずでバクバク喰えました。
米も妥協できる美味しさ、十分に合格点でした。
妻から一口貰ったチキンかあさん煮に、なめたけが乗ってるのが個人的にポイント高かったですね。
それだけで一気に家庭っぽく感じてしまうのは僕だけでしょうか？
僕ら入ったのは16:00過ぎだったのですが、それでも一部待ってるお客さんが出るほど混んではいました。
大人２人、乳幼児各１人の計４人で、2,000円かからず食事が出来て、それでいて旨いし、食材もまとも。
この安さと味のバランスは待つに値する、ハイレベルな妥協点かと。
とりあえず、まだまだ食べたいメニューがあるので、しばらくはココを使うことになるかと思います。