オールドゾンビファン(?)としては、「借りたいような、借りたくないような・・・」作品だったのですが。
今年観た映画ナンバー1か?というくらい「ショーン・オブ・ザ・デッド」が気に入ってしまったので、比較対象というか、こういう系も見といたほうがいいなと思ってレンタル。
ゾンビはうようよと出てくるのですが、残酷殺戮シーンはあまりありません。
ゾンビが頭部を撃たれるシーンは沢山あるんだけど、ゾンビが人間をガツガツと喰らう場面はもしかしたら「ショーン・オブ・・・」の方が残酷で量もあったかもしれません。
それの場面がないのと、この映画のミソかもしれませんが、ゾンビの身体能力の高さのために、「生きながら喰われる恐怖」というのが薄いです。
「殺やれる!」という恐怖しか芽生えない。
これは、恐怖の源泉に近いところにゾンビがある私としては「怖いのに怖くない」という不思議な現象をもたらしました(^_^;
逆に、「ノロノロ動きの鈍いゾンビのどこが怖いの?わかんねー」と思ってしまう人にはちょうどいい恐怖刺激かもしれません(笑)
(追記:ディレクターズカット版では、残虐シーンが9分ほど追加されているそうです。なんでもR指定引き下げのためにカットしたのだとか。)
出来はいいんですよ。期待しないで見たせいもあるけれど、思いのほかいい。
良くも悪くも「ハリウッド的作品」です。
以下、ネタバレも含めつつもう少し。
身体能力の高いゾンビというのは古くは「バタリアン」からあって別段新しくも何とも無いんですけど、ロメロのリメイクでそれをやられるとやはり違和感を感じてしまいます。
多分、ロメロの作品をなぞりつつ、「表面的な怖さ」を追及したかったのかもしれません。
観るのは相当怖かったですもの・・・出てくるときは「ウワーーーーッ」と出てくるし。
リメイク元のロメロの作品には「消費社会への警鐘」というか「皮肉」みたいなものが込められていて、文学的な匂いが少しするのですが、私はそれを求めていない邪道ファン。
それにしても、今回のドーン・オブ・ザ・デッドは「薄い」印象を受けました。
モールに立て篭もっている間の、「安堵のひと時」の印象が薄い。
ロメロのオリジナルはそこが印象深く作られていてシーンの一つ一つが記憶に残ってるのですが、(ピーターがロジャーに「地獄の死者があふれたとき・・・」と話す有名なセリフのシーン、フラニーがガラス越しにへたり込んでいるシスターのゾンビを見つめるシーンなど。あ、ちなみにピーター役の方がTV伝道師役で名セリフを言ってくれてます。そこはファンとして嬉しいサービス)
一方リメイク版は「大まかな流れ」でしか印象に残っていないです。
まぁ、スピーディでおばけ屋敷的ジェットコースーターなノリにそこまで載せるのは難しいのかも。
そもそも、売上げに貢献するであろうほとんどの人たちはロメロファンではないだろうし。
(とはいえ、ゾンビ題材のエンターテイメントというなら、「バタリアン」や後から書くけど「ショーン・オブ・ザ・デッド」の方がずっとエンタメ度が高い)
ゾンビファンとしては、荒廃した街をのったらくったらゾンビが徘徊するシーンというのは必ず入れて欲しいのだけど、印象に残ってないなぁ。
とにかく、スゴイイキオイで迫ってくるゾンビたち、それもすごい大勢で迫ってくるゾンビたちばっかし。
それはそれで怖いけど・・・・でも、じわじわくる絶望感みたいなのがない気がする。
確かに、オリジナル以上に救いがないのかもしれないけど、ここまで攻勢でこられちゃ絶望にひたるヒマもありゃしない(笑)
肉体がぼろぼろになって朽ち果てても生ける屍として飢えつづける運命の残酷さというか救いの無さが希薄。
あくまで「生きるもの」にとっての絶望であり、「死者の絶望」じゃないんだよね。そこがファンとして薄いと思ってしまう原因かな。
映像的には非常に好みです。
オープニングロールの音の使い方とゾンビのショットの入れ方はスタイリッシュだし、出だしで主人公が車を走らせて逃げるシーンは「生々しさ」はないものの、パニック状態となった街の様子がスマート(と、言ったらちょっとヘンに聞こえるかもしれないけど)に撮れてると思います。
アクションも基本的に無駄がなくてイライラしません。
最初モールを占拠してたCJたちもけっこういい男だったし。
CJのラストは「エイリアン2」のワンシーンを思い出させましたなぁ。
ラストのラストはエンディングロールにかぶせてあって「お約束」どおりに終わってくれます。
これの作り方もスタイリッシュでいい感じ。
リメイクとかそんなんを無視すれば「アクションホラー」としての出来は「バイオハザードシリーズ」より全然いいと思いますよ。
特典映像の「アンディのテープ」が見たいなぁ・・・。
そうそう、ロメロの作品ではゾンビには「生きていた頃の名残り」として「習慣」がわずかに残っているという設定で、それが物悲しかったりラストでスティーブンがやってくる前フリになったりするんですが、リメイク版「ゾンビ」はそれがほとんどなかったです。
唯一、アンディのシーンでありますが、あれはほとんど「お笑い」としてのシーンになっているような気が(^_^;;
全体的に、ゾンビになった時点で「モンスター」扱いとなり、それを「もう一回」殺すのになんのためらいも無い世界に感じました。
ピーターがロジャーにトドメをさすシーンもリメイクされていましたが、元ネタシーンのような絶望感とか悲しさはそこにはなかったです。
ほとんどの人にとってはそれが当たり前というか、まぁそれが正当な世界なんでしょうが、私には「うわぁ・・・良くも悪くもアメリカ的だなぁ」と思ってしまったわけで。
なぜこんなに長々と熱く語るかというと、そりゃもうロメロのゾンビシリーズが私のキング・オブ・ホラーだからですよ!(笑)
こんにちわ。K-コンディション院長の飯尾です。
突然ですが私からお願いが二つあります。
一つ目は、かずきさんの水着を買って
プールを薦めて下さい。
どうやら抵抗と恥ずかしさがあるようなので
強制的に行って頂きましょう!
かずきさんの脚の状態は筋硬直が診られます。
コンディションを整える為にもプールでゆっくりと
筋肉をほぐすように
歩行するのが一番なのです。
二つ目は、お二人で時間があるときにセルフケアを
習いに来てください。
彼には奥様の力が必要です。
>K-コンディションさん
最初、「K-コンディションさんもホラーが好きなのか?」とドキドキしました(笑)
プールは本人も「あと一押し」状態だったようですが、そちらでも奨められ、監督からも奨められているようなので決心したのではと思っています。
娘もプール学習が始めっているのでちょうど良いかも(^_^)
私自身はこのごろちっとも運動をしておらず運動不足も手伝ってヒドイ肩こりに悩まされています^^;;
一度、アロマトリートメントコースを受けてみたいと思っていましたので近々オットと伺いたいなぁと思ってます。
(セルフケアを覚えるのと交換条件で行ってもよいというオットからのお達しです(笑))
おお、今月号のクリールに掲載されていたK-コンディションの院長さまですね、わたしも通院したいんですが、なにせ遠いもんですから。。 K-コンディションの鎌倉支店でも作りませんか?? そしたらお得意様になります。ハイ。 (特に悪いところはないと思うんですが、ここぞ、という大一番レースでよくひざがつぶれます。 もしかしたら少しは気の持ちようも関係してるのかも。。と本人は思ってます。)
ところで旦那さん、東京だけじゃなくて日本全国を行脚していらっしゃるのですね、いったい何屋さんなんでしょ??
こんど鎌倉に立ち寄れる時には、ソールの薄いレース用のシューズを忘れずに。(だから負けるくせに挑戦状をたたきつけるなって!)えらいすんまへん。やっぱしLSDジョギング用のシューズでお願いします。。(すっかり弱気。)
僕が 『ぞんび』 といったら、中三の頃に見たマイケルジャクソンのスリラーのプロモビデオですね。 あれは衝撃的でした、ほんとに。 あの頃はあんなにかっこよかったのに、今はいったいどーしちゃったんでしょうねえ。
>はるかさん
かずきさんから交換条件をだされましたか・・・
主婦業も本当に大変な仕事だと思いますので
aromaで是非癒されて下さいね。
ホラーは「死霊のはらわた」を昔あった
釈迦曼陀羅というディスコのモニターで
初めて見たときの衝撃が思い出されます。
>るーじさん
大一番のレースで膝が潰れるということですが
それは気のせいではなく追い込みをかけた後の
筋疲労からきているのではないでしょうか?
主に、前ももやひざの裏の筋肉が硬くなり過ぎていると
膝の骨をひっぱてしまうとために痛みがでることが
多々あります。騙されたと思いながらでも
ケアしてみてくださいね。
>かずきさん
出張お疲れ様です!プール頑張りましょう。
>るうじさん
「スリラー」は私がいい出来だと思うPVのトップランキングに入ってます。
今見てもすごいですよね。
ですが、マイケル本人の顔はあのクリップのゾンビ顔メイクよりも人間離れしちゃったような・・・。
すでにネクストステージへ行かれてるようなのでこれ以上は申しませんが(笑)
>k-コンディションさん
オットと伺おうと思っていたのですが、8月中のオットの出張スケジュールがギッチギチでかなり厳しい状態です。
困りましたねぇ・・・^^;
私一人で行ってアロマトリートメント受けても全然いいんですけど(笑)
そして、釈迦曼荼羅は私もすごい昔に行ったことがあります。懐かしい~。
しかしモニターに大写しの「死霊のはらわた」はカンベンです><
確かに、すごい衝撃だったろうと思います・・・(^_^;;;;