去る24、25日の両日、富士山で練習してきました。
このBLOGにも何度もコメントをお寄せいただいている「河口湖の住人さん」を頼り、初めての富士山にもかかわらず、欲張りにも合宿を敢行いたしました。
その後ばたばたしていたので書くのが遅れましたが、この場を借りて改めて河口湖の住人さんにお礼申し上げます。
大変お世話になりました。
おかげでとても楽しい合宿になりました。
さて、それでは合宿を振り返ります。
24日(土)は、朝7時10分新宿ターミナル発の中央高速バス<富士五湖線>にて、富士吉田へ向かいました。
ちなみに、 “http://www.highwaybus.com/”>ハイウェイバスドットコムにてオンライン予約可能です。
朝、新宿バスターミナルで購入することも出来ますが、結構混むのであらかじめ買っておくと安心かもしれません。
LAWSONなどで支払いが可能で、そのままチケットが受け取れます。
帰りのバスまではこの時点では決めてません。
朝、市ヶ谷から新宿へ向かうJRは高尾行きだったので、ハイキングへ向かうと思われる乗客が沢山乗り合わせていました。
僕もそれっぽい1人でしたが、僕は新宿で降ります。
新宿で降りて、西口に向かうとバスターミナルは直ぐにわかりました。
見るからに登山客と思われる人たちがうろついてました。
バスは26番乗車口から発車。
僕の隣に乗り合わせた人も、ジャージでGELフジ履いてたので、間違いなく富士山練習の人ですね。
僕はほどなくして記憶を失ってしまったので、会話もありませんでしたが、同じバスの中に少なくとも3~4人は乗り合わせていたように見えます。
富士吉田駅に到着し、河口湖の住人さんに拾ってもらいます。
僕の小出道場ランニングモニター時代に、何度も応援メッセージをいただいた方です。
その後、縁があってこのBLOGにも訪れてくださっています。
僕なんかと違って、昨年の河口湖マラソンで初フルサブ3を達成された努力の方です。
示し合わせたわけでもないのに、富士登山競走にエントリーされたということで、練習に来るなら一緒にどうですかと声をかけていただいておりました。
初めての富士山に独りというのは、完全に山を舐め腐っていますので、お言葉に甘えて今回ご一緒させていただいたわけです。
途中コンビニでポカリスエット900mlを購入し、キャメルバッグに充填しました。
今回の練習の装備は、TRターサー、ロングタイツ、Tシャツ、サングラスに帽子、手袋、ウィンドブレーカー上をしまって、キャメルバッグというものです。
下界は晴れており、結構な暑さでした。
ほとんどの人がハーフタイツで登っていたようですが、僕は準備してなかったということと、不自然な日焼け跡を嫌ってロングタイツにしました。
あと、食料として羊羹2つ。
一応携帯電話も持ちましたが、auは山頂付近では使えませんでした。
馬返しにつくと、そこはすでにごった返していました。
車を駐めるスペースもほとんどなく、もうあと何台も駐められないくらいの状態でした。
天気が良く、土曜日だったために沢山の人が練習に訪れたのでしょうね。
そそくさと準備をし、さっそく練習を開始します。
ここはいわゆる0合目、標高すでに1,450m地点です。
実際の富士登山競走では、ここまでロード区間を11km走ってきます。
とりあえずロード区間は省略し、ここから先の練習だけに絞りました。
6合目までは、林の中のトレイルランです。
ただし、ひたすら登りです。
6合目あたりで森林限界を超え、あたりは岩と砂だけの世界になります。
傾斜はさらにきつくなり、足元はごろごろした岩と砂礫で滑り、大変登り難くなります。
それに追い討ちをかけるように、どんどん空気が薄くなってきます。
7合目から8合目にかけて、今度は岩場です。
這いつくばって登らなければならないような岩場が、延々と続きます。
かなり空気も薄くなってきているので、とっても辛いです。
無理するとあっという間に息が上がり、意識が遠のきますが、岩場なので危険です(^^;
本8合目を過ぎて、頂上の手前にまた少々岩場がありますが、僕は岩場以外は楽でした。
岩場も無理し過ぎなければ、問題ない感じでした。
幸いなことに、全体を通じて重度の高山病に陥ることも無く、無事に馬返しから2時間50分で頂上にたどり着くことが出来ました。
初めての富士山だったので、その後お鉢巡りして、剣が峰の3,776m地点まで行きました。
日本で一番高い山の頂上に立つ、その快感をきちんと味わってきましたよ。
これまた、タイツで(笑)
つづきはまた明日。
富士登山練習(2)
去る6月24、25日に富士山で合宿をしてきました。 ずいぶん経ちますがその第2話ということで。 剣が峰の頂上3,776m地点をあとにし、馬が背と呼ばれる急勾配を下ります。 登るときは坂路練習しましょうかなんて軽口をたたいていたのですが、下りは半端じゃなく、転びそうに…