アンソニー・ホプキンス

今朝のワイドショーで「ハンニバル」のプロモーションのため来日したアンソニー・
ホプキンスにインタビューをしていた。
しかし、まともなインタビューになっていない(笑)
彼自身、「俳優としての仕事(演技)以外に興味がない、非社交的な性格」と公言し
てるくらいなのでフツーに質問したって答えてくれるわけないのだ。
そのうえ、質問内容の稚拙さ。まるで若手新人タレントに聞くような質問。
逆に切り替えされてもまったく答えられないインタビュアー(^^;
もちろん、ホプキンスはかなり偏屈系の俳優なので、相手がメル・ギブソンとかだっ
たら、同じ質問でもなごやかに進行しただろうとは思うんだけど。
海外のインタビューって俳優も記者もかなり頭を使って(要するに紙に書かれた質問
を棒読みして進めるのではなくて)会話をしてるように見える。
日本の俳優と違って海外俳優はかなりシニカルな応答をするし、記者の方もそれを動
じずに受けとめてさらにシニカルな質問をぶつけたりする。
プライベートやかなりカゲキな質問でも「ワイドショー」的インタビューにならない
のは多分に記者の頭の回転が必要だと思う。
人気俳優にインタビューできる時間なんてほんの数分なんてのはざらなので難しい事
だとは思うけれど。
ただ、まともなインタビューが出来なかったのを、「いやぁ、彼はレクターでしたねぇ」と言うのはどうか。
彼はそういうタイプの俳優ではないと以前言ってるのを見ましたが・・・(笑)。

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