先週の出張で読んだ本。
最後の晩餐
開高 健著作のエッセイ集。
「食」について、天子、王様、果ては人肉嗜好まで語り尽くしています。
「諸君!」に昭和52年~54年まで連載されたものです。
えと、もうかれこれ25年前ですか(^^;
ここのところ、「食」について色々な本を読んでいました。
その集大成的な位置付けで読みました。
開高さんは「ベトナム戦記」から読みましたが、彼の人生に対するスタンスには共感できるところもあり、兄貴的な感じがして、意外に結構読めました。
古い本なので入手したければ古本屋を巡ったほうが早いでしょう。
お勧め度は★★★☆☆
レイモンド・チャンドラー著、ハードボイルドの最高傑作のひとつでしょう。
ハードボイルドが好きでこれを読んでない貴方はモグリです(断言)。
僕は私立探偵フィリップ・マーロウには最後まで共感できませんでした。
彼を好きになる人が多いように聞こえるのですが、ちょっと彼ひねくれすぎですな(^^;
そんな僕も、次にBARで飲むときは
「ギムレットの作り方を知らないんだね。」
「ライムかレモンのジュースをジンとまぜて、砂糖とビターを入れれば、ギムレットができると思っている。….」
お勧め度は文句なし★★★★★