初日、外で走り回り、プールで溺れまくった梨彩。
流石に疲れてバタンキューとなったのはいいのですが、溺れる夢に何度もゴボゴボ言いながらうなされ、一緒に寝ていた僕はかなり寝不足気味。
そんな翌朝、「9:30頃に出発しようか」という父から妹への携帯メールを、容赦なく無視しつづけた妹のせいで、10:30頃に痺れを切らした父が、僕の携帯へ直電。それすら鳴ってる間に取れない始末。
全員予定時刻をかなり大幅に過ぎてから起床。
大慌てで用意して、11:00過ぎにはキロロを出発しました。
今日の目的地は積丹。
そう!ウニですぞウニ!!
積丹までは、キロロから1時間チョイ程度。
途中、車酔いする梨彩のために小休止を挟みつつ、まずは昼飯をということで「積丹の幸 お食事処 みさき」へ。
赤生ウニ(バフンウニ)のウニ丼3,000円也を食しました。
いやぁ、ウニは大好きなんですが、正直なところホウ酸水や明礬で処理されたウニしか知りませんで、活ウニはとんでもない美味しさでございました。
ホウ酸処理されてないことを示すように崩れた身のウニは、薬臭さやいがらっぽい味は全く無く、ウニと一緒に自分自身まで蕩けてしまいそうなまろやかな口当たり、強烈なコク、甘味、海の香りが口一杯に広がりました。
この味のウニを、これだけの量、この値段で喰うためには、積丹まで脚を運ばなければ無理ですね。1年に1回の贅沢です。
ウニをたっぷり堪能し、後ろ髪惹かれる思いを振り切って、次は積丹岬へ。
岬から百数十メートル下の海岸まで、崖っぷちを遊歩道で降りることが出来まして、よせばいいのに子供達を連れておりる僕ら。
下の海辺でしばし、海に浸かって遊んだのち、戻りの登り道で事件は起きたのでした。
考えてみれば、かなり寝不足。
しかも、運動不足で緩んだ体に、気持ちだけは体育会系のまま。
1歳の娘(およそ8~9kg)をかかえて、急な坂道を登り始めたはいいけど、ガンガン照りつける太陽に、悲鳴をあげる運動不足な体。
一緒に登っていた妹は、いつの間にか遅れて後ろのほう。
気を失いそうになりつつも、この登り道で倒れたら滑落して大怪我するし、とにかくなんとかたどり着かねばとの一心で、必死の形相で登る登る。
なんかダンダン耳が聞こえなくなってきて、目の前も暗くなってくる。
ヤベェなぁと思いつつ、上を見ないように足下だけを見て、なんとか一歩一歩進み、岬の頂上へもどったはいいけど、上で待ってるはずの父母がおらず。
なんとか岩の上に腰をかけて呼吸を整えていると、ほどなく母がやってきて、真っ青な顔で滝のように汗をかいている俺に仰天。
蚊の泣くような声で娘を預けると、ホッとしたのか一気に音を立てて体調が崩れ、母から借りたハンカチで汗を拭いながら、一瞬意識落ちました…
いわゆる脳貧血ってやつですね。
その後、なんとか最悪の事態は逃れ、徐々に復活しましたが、こんなことになるなんて、ほんっと情けないというか、運動不足を痛感しました。
ソフトクリームを食べ、一息つき、完全に体調が戻ってから積丹を後に。
途中、豊浜トンネルの慰霊碑に寄り、その後は仁木町のフルーツパーク仁木へ。
ここは宿泊施設もあるらしく、のんびりと子供達と戯れるにはいいかも。
ホテルに戻ってから、夕食を従業員療隣で第2の従業員食堂とも言われる「キッチンパン フライパン」でとりました。
その後、子供を寝かしつけ、妹に後のことを頼み、何年振りでしょうか、妻と二人きりでBARへ。
お互いに子供のことが気にかかり、一杯ギムレットを飲んだだけでしたが、短いながらも大切なひとときでした。
目が醒めてしまった子供達を連れて、その夜はゲームセンターで散財。
夏休みらしく沢山の子供連れ家族が、ゲームセンターのメダルコーナーにおりました。
そんなこんなで二日目終了。
部屋に戻ってから、トランプなどをしつつ、就寝。
島武意海岸というところ。
私はここへは二度目の足運びです。
水がとてもきれいで上からの景色も下へ降りてみる景色も素晴らしいです。
久しぶりに、海水に脚や腕を浸して思う存分潮風を吸い込みました!
やっぱり、海は自分にとって必要不可欠要素だと痛感。
積丹へ連れて行ってくれた義父さんたちに感謝です。
オットは、ほぼ確実に海へは連れて行ってくれませんからね。
(とはいえ、島武意で下まで降りてくれたのはオットの私への好意だったのですけども)
それで、オットは貧血。やっぱり海との相性が悪いんでしょうか・・・。悲しいなぁ。
キロロですか・・・。懐かしいですな・・・。やっぱり、北海道はいいね。おいしいものがたくさんあるし、少し足を伸ばせば、そんなものにありつける。いいね、ウニ。おいしいものが食べたい。キミ達夫婦が食べるおいしいものに間違いはないよね。和牛刺身丼、ひつまぶし、手羽先もいいね。そんな、グルメな旅をまたしたいです。横浜中華街、期待してるよ。
大事に至らずに、良かったですね。健康第一ですね。
笑顔の富士登山競走
第59回富士登山競走が、7/28(金)に富士吉田市で開催されました。 歴史あるこの大会、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与されます。 7:30スタート、12:00に山頂ゴール、制限時間4時間半。 富士登山の経験があり、この競走を知らない人は、「あぁ、5合目から山頂までだな…