レクター三部作のエピソード1にあたる作品。で、最新作。
ずいぶん昔に原作を読んでいました。
私的に、「ハンニバル」より、おもしろかったです。
キャラがそれぞれ立っているし、テンポも良かったし。
ほとんど独房で寝そべってるレクター博士も、動きがない割に強烈な印象を残してます。
レクター博士を溺愛するばかりに、映画「ハンニバル」の評価に辛口な私。
作品的に考えると、レッド・ドラゴンはいちばんわかりやすい犯人像かもしれない。
比べると、「羊たちの沈黙」の犯人、ジェイム・ガムはずいぶんと「向こう側」に行っちゃってるような気がする。
もちろん、これは原作のガムについて言ってるのですが。
だから、「レッド・ドラゴン」はわかり易くテンポの良い映画に仕上がったのかも。
でも、監督さんって、ラッシュ・アワー シリーズ作ってる人なんだよね(笑)
これに出てくる盲目の女性って、「ほんとうのジャクリーヌデュプレ」のジャクリーヌ役もやってた人だったんですね。
ぜんっぜん、気づきませんでした・・・。
なるほどぉ~~。