最近、おしゃれっぽいお皿とかボウルに「これでカフェめしを!」とかポップが付いてるのをよくみかけます。
なんだろう、喫茶店の軽食というのを言い換えたものなんでしょうか。
どうも、ワンプレートにこちょこちょと盛りつけた感じらしいです。
(ポイントは、「おしゃれに盛り付けてある」ことらしい)
軽食よりもさらに軽めの一皿、ってところなのかしら?
そして、そういうのを出してるのは若いもん向けのおしゃれーなとこが多いみたい。
おお?
いま、横からオットが、「カフェと喫茶店ってのはちょっと違うんじゃないか?」と発言しましたよ。
うーん?どうなんだろう?横文字にしただけかと・・・。
そりゃ、「カフェ」の方がおしゃれな響きだけども。
(そういや、80年代栄えていたカフェバーって今はどうなってんでしょうか、絶滅したんでしょうかね?)
カフェめしのレシピ本なんて言うのもあるみたいですね。
おしゃれさはないけれど、平日の私の昼ご飯はいつもカフェめしスタイルですよ。
朝ご飯のおかずの残りと、コドモのお弁当のおかずのあまりと、朝ご飯の残りのわずかな冷ご飯を全部一皿に載せて食べてますもん。
カフェ(喫茶店)めし(軽食)と聞いて私がまっさきに思い浮かべるのは、名古屋はコメダコーヒーのプレートです。
でっかい銀のプレートに雲をつくような高さのサラダとアツアツのほっこりパン。
カツも熱くてサクサク。
大体カフェめしというのは小さいカフェテーブルにあわせて小さい器を採用しているそうですが、コメダは違う。
どっしりくつろぐための喫茶店だからテーブルもしっかりでかい。
あ、これは休日の朝ご飯を喫茶店で食べる名古屋の習慣(通称「モーニング」)のせいもあるかもしれない。
とにかく、でっかくてオナカ一杯になるカフェめしである。
私が「喫茶店」で頻繁に「食事」していたのはやはり働いていたときだったのですが、それはまだカフェめしなる流行りがない頃。
そのときですら、「喫茶店のご飯はやはり軽食どまりでオナカすいちゃうなー」と考えておりました。
当時すでにカフェめしが流行っていてどこもかしこも「凝ってはいるけど子供だましな分量」のごはんに辟易していたかもしれません。
とはいえ、私はいまだに「カフェめしらしいカフェめし」を食べたことがないのです。
コドモ連れでは「おしゃれなカフェ」には入りにくいから、たいていファミレスみたいなとこに落ち着いてしまうんですよねー(涙)
・・・3時のオヤツにカフェめしを食べたい・・・。
「小さなプレートにおしゃれに盛り付けた」ごはん=カフェめし、だというのに落ち着いた私でしたが、日記を書き終えたあといろいろ検索していたらどうみてもおしゃれでも小さくもない「カフェめし」のメニューを載せている飲食店が多くて、また「?」のマークがアタマを占拠してます(笑)
アレですかね、ティラミスとか流行ったときに便乗でラーメン屋とかで「デザートにティラミスあります」とか始めちゃうのと一緒の現象でしょうかねぇ・・・?
カフェめしは、基本、ややアジアン系の無国籍料理を指していると思います。ライスボウルが必須で、コジャレたあやしい丼もの多し。手元に1冊だけ2-3年前のカフェめし本がありますが、監修をやっていたカフェ、つぶれてやんの…。とほほ。
あ、ありましたありました!
カフェオレボウルみたいなカップにご飯いれて、上にナニかトッピングしてあるやつ!
そして、何気に手元にあったミスタードーナツの引き換え券にも「カフェめし用カフェオレボウル」みたいなのが乗っておりました。
しかし、「ややアジアン」なのですか。イタリー系を連想しておったのですが・・・
確かに「丼モノ」やらなにやらはアジアだとレパートリー多そうですもんね。
パスタ・トースト・スープなどもカフェめしに含まれるようです。しかしながらこれらにもやや和風にしてみるとかクロックムッシュにするとかのコジャレテイストが入りこんでいたり。チーズ使用率、確かに高いと思うので、イタリー系ともいえるかもです。
「コジャレテイスト」という言葉、まさにピタリです。
「おしゃれなご飯」というのにイマイチ違和感を覚えていたのですが、コジャレテイスト・・・ぴたりすぎ(笑)
「コジャレテイスト」でかならずヒネりを入れるのがお約束なのですねぇ。