ジャケットの写真はよく見て知ってたんですが、内容などはサッパリ知らない映画でした。
「感動の作品!」とか大々的に宣伝されると萎えてしまう体質なので・・・。
(確か、そんな触れ込みだったと思うけれど)
「多くの人に感動を与えたと言うのならみようじゃないか」と借りたんですが、これってバルボッサ、もといジェフリーラッシュが主演だったんですね!
実在したピアニストのお話がモトになっているとのこと。
ジェフリーラッシュは主人公がオトナになってからの役だったので全体の半分くらいの量の出演ながら、「さすが、これでオスカー獲ったのね」と頷かせる名演でした。
バルボッサがいいはずだよ・・・こんなすごい人だったのね。
以下、少々ネタバレになるやもしれませんが・・・
この映画、「親心」がわかると主人公の父の胸の内が痛いほど伝わります。
たぶん、この映画を10代のときにみたら父親の言動にイライラしっぱなしだったかも知れない。
「リトルダンサー」の父子関係もすごい胸にぐっとくる感じだったけど、こっちのはもっとやるせない。
もっと早くに見たかったという気持ちと、「いま見られてよかった」という気持ちが半々。
しみじみいい映画でした。
しかし、ピアニストってのはよく映画の題材になりますね。
「海の上のピアニスト」「戦場のピアニスト」「シャイン」
知ってるだけでみっつも挙げられるもの。
「Shine」