ただマイヨ・ジョーヌのためでなく ランス アームストロング Lance Armstrong 安次嶺 佳子 by G-Tools |
妻が誕生日にプレゼントしてくれたもののひとつ。
2月~3月の雪の中、家で悶々とエアロバイクを漕ぎながら読了した。
ランスと僕にはわずかながら接点があって、彼が引退した後に挑戦したニューヨーク・シティ・マラソンで僕らはほぼ同時刻にゴールしている。(僕の方が30秒ほど早かった)
彼は翌年のニューヨークでさらにタイムを縮めたが、やっぱり僕の方がまだ早い。(ここ、大事)
今年の春、ボストンマラソンを走るそうだ。
癌の告知から、闘病、復活してツールを勝つまでの話ではあるけれど、原題「It’s not about the bike.」とあるように、自転車のことがメインではない。
「この本が気になってる」と聞いていたので、装丁も黄色で素敵だしと選びました。
内容についてはまったく知らず、オットが読了した後私も読んだのですが本当に「Not about the bike.」でした。
折々自転車のことは入っているのですが、私のようにバイクについての知識がほぼ皆無な人間でも興味深く読めるものです。
メインは癌との闘いでした。これがまた・・・。
ランス・アームストロングという人物自体ほとんど知らなかったので先入観がなかったのもありますが、とても良い内容でした。
この手の本は良いと思っても二度読むことはないだろうというものが多いのですが、これは何度も読みたいという気持ちにさせる本だと思います。
実は小さい頃ツールドフランスを毎年観ていた時期があります。イノーやレモンが優勝していた頃です。
見続けていればインドゥラインやアームストロングの偉業も観ることが出来たんだなぁと思うと残念至極です(^^;;
文庫本ばかりを2,3冊!
最近読んだ文庫本を2,3冊『セカンドライフ』藤田宜永著(角川文庫) リストラされ女房にも逃げられてしまった、くたびれ中年男の物語。 官能小説家として再起を目指しながらも様々な女性と巡り会う。 くたびれているのに何故かにモテモテだという、羨ましいお話しで……