たった今、荷造りを終えました。
とにかくほとんどすべてのウェアを詰め込みました。
何を着るかは決まってるんですが、なぜか全部・・・
いまだに、100kmのスタートラインにつこうとしている自分が信じられません。
ハーフマラソンを走ったときに、フルマラソンなんて信じられねーと思いました。
今はもうフルマラソンの距離なんて、練習でも走っちゃうからなんとも思っていません。
でも100kmはやっぱり信じられねーと思ってます。
ハーフの2倍のフル、フルの2.5倍の100kmですけど、あのときの気持ちの2.5倍どころじゃないです。
今感じているのは、わくわくした気持ちではありません。
練習をきちんとこなしてきたという充実感でもありません。
初めて42.195kmを走った、2年前の北海道マラソン前日に感じていたこととも違います。
これはきっと恐怖と呼んでもいいほどの感情です。
100km走ることに対して、心が震えています。
でもゴールしている自分の姿を、間違いなくイメージできます。
きっと僕は、この恐怖を克服するでしょう。
そして100km先のゴールゲートを潜るものと、信じて疑いません。
もうタイムなんてどうでもよくなりました。
誰かに負けたって、そんなことはどうでもいい。
自分に負けなければ、間違いなく完走できるでしょう。
100kmの間、自分とそして北海道の大自然と向き合ってきます。
楽しんでくるなんて、怖くて言えません。
思いっきり苦しんで、死ぬ思いを味わってきます。
そして自分に勝って、何かを掴んできます。
大事な前日にぶっ倒れてしまって、サポートが全然出来なくてごめんなさい・・・・
せっかく遠征して長い時間レースするんだから、思いっきり”楽しんで”ください。
この”楽しみ”は、レース中の苦痛もレース後の苦痛も含まれています。
どちらも、レースの醍醐味だと思います(笑)