梨彩ツアー

土日くらいは梨彩としっかり遊んであげないとね。
というわけで梨彩ツアー外出編。
梨彩はひとりだと心細くて、俺が後ろにいるときは何度も振り返りながら歩いていくのに、俺が前にいるとなぜか俄然強気になり、いつの間にかいなくなる。
道路を横断するときに抱っこすると怒るし。
危ないんだってば。
近くの公園に連れて行くと、鳩を追っかけたり、遊具を熱心に眺めたり、結構忙しそうに遊びにいそしんでいる。
ブランコを興味深く眺めたあと、奇声一声ブランコを揺らし、戻ってきたブランコに向こう脛を打たれていた。
アホタレ。
公園で不謹慎にも、ゴルフのアイアンを持ち出して練習している親父がいたので、わざと聞こえるほど大きな声で、「危ないから向こう行こうね」とか、「同じゴルファーとして信じられない」とか、「ああいう人間が間違って人を殺すんだよね」
(昔公園でゴルフの練習をしていて、通りすがりの自転車に乗った女性に打ちつけ、殺してしまった事件があった)
とか言っていたら、親父いつのまにか消えていた。
よしよし。
そういえば以前同じ公園に遊びにきたとき、女の子と男の子、2人の子供を連れて遊んでいた親父が、シーソーの反対側に2人を乗せて、親父のほうが重いぜなどと遊んでいて、何を調子に乗ったか突然シーソーから飛び降り、子供2人だけが乗ったシーソーは最頂点からしこたま地面に叩きつけられ、泣かした瞬間を目撃してしまった。
他にも見ている大人が大勢いたので、親父は必死に子供をなだめていたが、親父としてのプライドと、人に見られているという羞恥心からか、とにかく泣きやませようと必死の表情が妙に哀愁だった。
ああいう立場にだけは追い込まれたくない。
っていうか、自業自得なんだが。
梨彩、転んでも転んでもへこたれずに遊びまわっていた。
すごい楽しいみたい。
連れてかえるのが可愛そうだった。
でも、1時間も炎天下にいると、死にそうなので帰ってきた。
せっかくの休みでも、暑すぎると何もできない。
っていうかする気になれない。

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