帰省小話

短い期間だったが、札幌に帰省していた。
久方ぶりの雪。
厳しい寒さ。特に我々の滞在期間は冷え込みが厳しかった。
忘れかけていた、「痛いほどの寒さ」
不思議なことに、イヤじゃない。懐かしささえ憶えた。
あー、これだよ、これ、ってかんじである。
滞在中に実父母のところで一泊。
ネコと格闘する梨彩を眺めながらビデオクリップ三昧。
実弟の雰囲気がこの間帰省したときと変わっていた。
う~ん、気のせいか?それとも少しはオトナになったのだろうか。
実家はネコが子守をしてくれるのでありがたい(笑)。
赤ん坊少女タマミちゃんみたいな「タマミ」は梨彩を無視することもできるだろうに
そうはしないで遊び相手になってくれている。
他のネコには非常に厳しく気易く近寄らせないネコなので梨彩への態度はフシギであ
る。
アタシがタマミをかわいがってあげたことを覚えてくれているのだろうか(笑)。
一樹の実家ではもっぱら義妹のみどりちゃんになついていた梨彩。
まるで小さな家来みたいでおもしろい(^^;
かまってもらえる人が沢山いるせいですっかりわがまま娘になった梨彩。
帰省後もそのわがままを押し通そうとして仁王立ちになって私に挑戦してくる。
もちろん、そんな挑戦を受ける気はないが・・・(苦笑)
帰省中に「おかえり」「かんぱい」などと覚えた梨彩であるが、まだ名詞が言えてい
ない。
が、そんなことはどうだっていい。
耳に入った言葉を自分で口にする速さがだんだん早くなってきている。
彼女の中から言葉が溢れ出すのの、もうじきのような気がする。
最近とみに激しい「甘え」や「わがまま」も彼女のなかの「きっかけ探し」に思える
のであった。
・・・とはいえ、ちょっと最近の「抱っこ攻撃」には閉口してるけど(^_^;;
帰省中の飲み会は二つ。
ひとつは区民サイトの新年会。
もう一つは専門学校時代の悪友達との飲み会。
悪友との飲み会ではメンツのひとりにめでたい話があり、大いに盛り上がる。
で、既婚者の友人と「結婚前の心得」について熱心に語る(笑)。
どちらの飲み会もすごく楽しくて来た甲斐アリと感涙。
あっというまの帰省。
夏に絶対帰るぞと固く決意して帰路についた私だった。

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