トム・クルーズが久々にいいなと思った映画。
「陰謀モノ」としてはかなり映像美を感じました。
さりげない室内の内装やら、小道具やら。
無機質な空間ばかりなのに、目が疲れません。
シナリオは・・・まぁ、フツウかな。
取り立てた新鮮さはそんなに感じない。
殺人シーンを予知した映像がなぜか「リング」のビデオを思い出させます。
ショッキングなシーンはまずないし、監督はスピルバーグなのでアンハッピーなラストではありません。
そこらへんはもぅ、監督名から安心できるといっていいでしょう。
でも、この映画、病的で暗いクルーズがいいなと思ったので、アンハッピーなラストだったらもっと印象に残ったはず。
(個人的にはハッピーエンドが好きなんだけど)
佳作といったところでしょうか。
プリコグの女性(名前忘れた)は、一昔前ならミラ・ジョボビッチがやってそう。
ちょびっとだけ「フィフス・エレメント」思い出しちゃった。
ミラ・ジョボビッチって、意味も無く裸に近い格好で、無意識に人殴ったり蹴ったり撃ったりするあの人ですか。