マット・デイモン主演、どうも僕の中の彼は天才モノが好きなイメージがあります。
Good Will Huntingとか、Rainmakerのイメージなんだと思います。
そのどちらも、主役の彼のイメージが弱かったので、余計偏ったイメージになったのでしょう。
前者ではロビン・ウィリアムスのおかげで映画成り立ってたし、後者はチョイ役のミッキー・ロークのかっこよさだけが記憶に残ってますし(笑)
そういう偏ったイメージから言えば、バリバリそのイメージを固定化してしまった本作品ですが、今作品では彼を喰ってしまうような役者がいなかったので、結果的に良かったと言えました(笑)
アクターズ・スタジオ・インタビューだったかにベン・アフレックが出てたときに、親友として客席に彼が来てましたね。
正直なところ、真面目でいい役者だと思いますよ。
でも、もう少し型を破って違う演技してみてもいいんじゃないかなぁ。
Bourne Identity
オットのコメントに同意ですねー。
今回も、面白かったけれど、やっぱし「優等生」なつまんなさを感じちゃいました・・・。
ありがちな、組織に復讐する一匹オオカミなシナリオではないのが渋くてよいとは思うんですが。
「踏み石作戦」そのものがぼやけた感じだし、記憶を取り戻す過程もあまりにもあっさり、そして安直な記憶だし。
そしてそう思っちゃうのがまったくなんだかわかんないままの「踏み石作戦」のせいじゃないかと。
「すごーい、工作員ってあんなこともこんなこともできて器用ねー」っていう、一種ゴルゴのアクションをみてるかのような気持ち。
おもしろいとは思うけれど、二度見たいとは思わない。
マット・デイモンの映画ってみんなそうなんだよなぁ。
彼自体はマジメでいい役者だと思うんだけど。
デューク東郷さまと同列に語るなよな(-“-)
彼も記憶喪失になったことがあるんだけれども(324話: バスク・空白の依頼)、きちっとターゲットは片付けたし、途中で知り合った女性も…そこに甘さの欠片もないです。
ニヤニヤしながらあとから女を訪ねたり、そういう軟派なことではいけませぬ!
い、いや・・・そういう意味でゴルゴを引き合いに出したわけでは・・・。