ファッション ファッショ

ファッションファッショ

山田詠美×ピーコの対談形式の本。
基本的に私はこういう対談形式の本って買いません。
だって、こういうのって、流行り廃りモノだから。
でもでもでも、人生の師と仰ぐ詠美さんと、ファッションの師と仰ぐ(笑)、ピーコさんですもの。
買わずにいられますか!そしてこういうモノは鮮度が命。
ほんとは連載を逐一読むのがイチバンでしょうが。ということで早速読みました。
もう、私にとって珠玉の格言てんこ盛りな内容でございました(笑)


むかーし、もっと親の影響色濃い服を着ていた頃は、私の服装は個性派でした。
元々は私はロマンチックフリフリレースが好きだったらしいのですが、親にすっかり洗脳され、中学校に上がる頃にはすっかり親譲りな好みに落ち着いていました。
「おしゃれ」とか「センスいいいね」っていう誉めコトバをよく頂いておりました。
ところが、自分で服を買うようになってからついぞそういう台詞聞かなくなりました。
自分に自信がないから、服を選ぶときにどうしても「無難」な服になっちまうんです。
そんな美意識の揺らいだ私にとってこのお二方のお言葉は実がありすぎ。
言葉全部がお宝でございますな。
「人間は外見じゃないから服装にこだわらない」って人いるでしょう。
私はそれは違うと思う。
「こだわらない」ってのを取り違えてるというか。
確かに、外見じゃないけど、センスとかそういうものって内側からにじむものでしょ。
全身シャネルな女性に「品の良い人」と「俗っぽい」人がいるようにさ。
要は、いくら服を重ねても「裸」の自分からにじむものは隠せないってこと。
まぁ、素が安っぽいからせめて高い服着てごまかしたいって心理もわかるんだけど(^_^;
私も、「なんとなく流行りもの着てると安心」ってキモチすごく持ってるし。
(というか、そういうの着てると2割増くらいキレイに見えるかなって気になるんだよね)
とにかく、必読の書です(笑)
秋はおしゃれココロも高まってくる季節だしね!
この本をバイブルに自分のおしゃれを今一度見つめなおしてみては。

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