「去るものは追わず」の方が圧倒的に多いようですが(by Google)、「去るものは追えず」の方が核心を突いていると思いませんか?
先月末、部下がひとり退職しました。
前の会社から今の会社へ一緒に転職してきた後輩です。
10人のうちの1人が辞めたってなら、別にどってことないんですが、3人のチームの1人ですからね。
実際、業務上問題は無いので、それはそれで大丈夫なんですが。
(というか、逆にそれ自体問題だと思うけど…)
人生や仕事、社会に対するスタンスも価値観も、何もかも違いすぎました。(僕が極端?)
一緒に仕事してて、対等な立場に立ってくれないんです。(立たせなかったのでしょうか)
いっつも、一歩引くんです。(引かせてたのかなぁ)
酒井さんは何でもできる、あたしにはできない。
酒井さんは間違っていない、あたしが間違っているんだ。
できないと思えば、できないし、間違ってると思えば、間違ってるし。
できないことなんてないし、答えはひとつではないのに。
実は、説教垂れてる間の相手の反応が、妻のそれと被って見えた時期があって、妻にも大分相談に乗ってもらいました。
事情を話せば話すほど、妻は共感を持ったようで(^^;
掘り返してみたら、こんな妻の日記(「喧嘩」)がありました。
少し凹みましたが、とてもいい勉強になりました。
2度言ってダメな人は、ダメ。
ダメなものは、ダメ。
次からはもう少しクールになれると思います。
いちいち凹んでたんじゃ、やってられねぇ。
でもこうやってまたひとつ、心の引き出しに鍵をかけてしまいこむ。
開けられない引出しが増えるのは、嬉しいことじゃないです。
あー、コメントつけようと思ってたんですけども、なかなか書き出せず。
反応は似たようなものでも夫婦喧嘩はまた別かなーという気も。
ただ、やはり片側からだけのお話聞いてても全体像は見えないのでヤキモキしましたね。
天秤が片側にしか傾かない、ってことはありえないと思っているので。
ただ、ご両人がそれを自覚されていたかは別ですけども。
意識しないで自己正当化してしまうのが人間の悲しい性ですからねぇ・・・。
それを悪とは申しませんし、ましてやビジネスは「できてなんぼ」なんで。
ただ、片側一方通行なれど夫の努力も妻としてみてきていたので残念ではありました。