華氏四五一度

レイ・ブラッドべリ(著)の「華氏四五一度」読了。
巷ではマイケル・ムーア監督の「華氏9/11」が世間をにぎわせ、ブラッドベリさんにもひとこと言われたようですね。
ブラッドベリ氏の作品を読んだのは初めてなんですが、この「華氏四五一度」が1953年の作品ということで、本人がご存命だということにびびりました(^^;
1920年8月生まれだそうで、84歳になられるのですね。
いつもと違うことをしてみたくて、通勤途中の地下鉄でちまちと読み進めました。
ふだんは「イッキ読み」しか出来ない、短期集中型の人間なんです。
今年のテーマは、「いつもと違うことをやって、自分の枠を広げる」ってことなので。
しかし、読めば読むほど、悪い夢を見せられているようで・・・。
50年以上前に、現在のこの状況を言いあてているんですからね。
地下鉄に乗りながら、『海の貝』ならぬウォークマンを耳に突っ込んだり、携帯電話をいじったり、そういう人たちを尻目に、苦笑いしながら読んでいましたよ。

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