週に一度の我が家

この9月は名古屋と札幌を往復をすること3回。
ざっくり例えると週に一回我が家に帰るという生活をしている。
今もまた名古屋のホテルでこれを書いている。
たった数時間で1,000km彼方だ。
離れてみてやはり辛いのは子供の顔を見れないことだ。
妻は毎日電話で話せるからまだいい。
KDDの市外電話なら深夜は1時間600円。
NTTの半額である。
毎日23時には妻からホテルに外線を入れて繋いでもらっている。
でも、子供はまだ7ヶ月。
話すことができないからもどかしい。
声は聞こえてくるのだが、受話器を向けるとそれを口に入れようと必死になってし
まい途端に声を出さなくなってしまうのである。
名古屋の仕事は夜も遅く、きついという。
きついのは慣れている。
前職のプロバイダよりもきつい職場はないだろう。
そういうのを経験しているから気は楽だ。
一人でないだけましである。
でも、俺はそれで体を壊した。
そして壊れた体は決してもとには戻らない。
名古屋でのこれからの2年間というのは、生命保険の猶予期間でもある。
胃を一度壊した俺が、この2年間胃に関する疾病をしなければ、その後は胃に関する疾病にも保険が適用になる。
一度壊したところをもう一度壊すのはたやすい。
今だって、ちょっと心労が重なるだけで胃が痛む。
これからの2年間、帰りは遅くなることもあるだろうが、必ず毎日家族といっしょに夕食をとろう。
せめてそれだけは絶対に守ろうと思う。
俺にとってそれは譲ることのできないものだから。
その為に毎日仕事に全力を傾けよう。
梨彩が寝る前に帰って、必ずいっしょに遊ぼう。
子育てにおいて、後悔はしたくないから。
いい父親になれるかどうかはわからないけど、俺なりの方法で。全力で。

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